こんにちは!
注文していた「星の王子さま」のギリシャ語版が届きました!!
「星の王子さま」は、小学生の頃初めて読んでからずっと好きです。フランス語を勉強し、初めてフランス語で読めた時には感動しました。その後、イタリア語訳も読みました。
今回買ったギリシャ語版。やはりギリシャ文字だとおしゃれですね!
YouTubeに朗読があったので、音声を聞きながら使う予定です。イタリア語やフランス語に比べると、ギリシャ語はとても難しく感じているので、好きなストーリーで馴染んでいこうと思います。
「星の王子さま」と言えば、この本です!
28言語で読む「星の王子さま」 世界の言語を学ぶための言語学入門
扱われているのは、以下の28言語です。
1.英語
2.ドイツ語
3.フランス語
4.イタリア語
5.スペイン語
6.ポルトガル語
7.ロシア語
8.ポーランド語
9.チェコ語
10.中国語
11.朝鮮語
12.モンゴル語
13.フィリピン語
14.マレーシア語
15.インドネシア語
16.カンボジア語
17.タイ語
18.ラオス語
19.ベトナム語
20.ビルマ語
21.ベンガル語
22.ヒンディー語
23.ウルドゥー語
24.ペルシア語
25.アラビア語
26.トルコ語
27.ウズベク語
28.日本語
東京外大在学中に、著者の風間伸次郎先生の授業を受けたことがあります。
この先生の言語学の授業、10年以上たった今でも忘れません!面白すぎて。
風間先生は、当時から、「星の王子さま」の様々な言語への翻訳をコレクションされていました。それの集大成なんですね!!本当に素敵です。
この先生の授業の何が面白かったって、夏休みと冬休みの課題です。
何と、長期休みに入る前に、
カンジャマンジャ語
シンジャロンジャ語
という言語の「文法や語彙を客観的に分析せよ」という課題が出されていたのです。
カンジャマンジャ語 →「風間」から来ています。
シンジャロンジャ語 →「伸次郎」から来ています。
つまり、風間伸次郎先生の作られた「人工言語」!
確か、20個くらいの例文があり、そこから、文法や語彙を分析するというユニークな宿題でした。
例えば、話者が少ない言語を知るには、フィールドワークによって、まず、書き取りをしてから、分析をします。その練習ですね!
実家で宿題をやっていたら、母に「あんた何してんの?」って、笑われましたね〜。でも、マジメちゃんの私は、ちゃんと分析してレポートまとめて提出しましたよ!
こういうユニークな(マニアックな)先生がいらっしゃるのが、外大の良いところ。
この本は言語学の本ですが、非常に分かりやすく「言語って面白いな」と思わせてくれるのでお勧めです。