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2005年の東大入試に出た人工言語「エスペラント」

多言語学習記録

こんにちは!

今、英語が共通語として、世界中に広がっていますが…
これって考えたら、ものすご〜く不公平なんですよね。

「優秀なビジネスパーソンになるためには、ミスのない正しい英語を身につけよう」みたいな台詞をよく見かけますが、割と恐ろしい思想です。

何故かというと、それは、アメリカやイギリスの言語と文化を正しく理解できていない人は負けであるかのような考え方だからです。どれだけその人が優秀であっても。

そして、ネイティブスピーカーであるアメリカ人やイギリス人は、最初から有利な立場にある、という現実があります。

こちらのスピーチ、考えさせられます。

エスペラント語は、人工言語です。

不公平が生じないように、様々な言語を混ぜて、世界共通語となることを目指して作られました。文法はとてもシンプルで、学びやすいです。

ポーランド人によって作られたため、実は、めちゃくちゃヨーロッパ寄りの言語で、スペイン語とフランス語に聞こえるのですが。

しかし、やはり、人工言語は国際語として広まらず、失敗に終わったのです。

でも、このネイティブスピーカーのいない言語を作ろうとした発想は、素晴らしいと思いませんか。

私は大学の授業で少しエスペラント語をかじってから、この考え方には、ずっと魅力を感じてきました。

イタリア留学中に、エスペランティストたちの集まりにも参加したことがあります。彼らはガチ勢で、エスペラント語で、ペラペラと喋られてビックリしました。その集まりでは、共通語はイタリア語かと思っていましたが、エスペラントでした。

世界には、たくさんのエスペランティストがいて、中にはネイティブスピーカーもいます。人工言語のネイティブスピーカーという発想も何か面白い。

実は、超マニアックに見えて、2005年の東大入試の英語に、エスペラント語についての長文が出ているんですよね。さすが、東大!

私はエスペラントのガチ勢になるつもりはないですが、時々味わっています。私が使っているのは、こちらの白水社の「ニューエクスプレス エスペラント語」です。文法や表現も基礎から学べるだけでなく、読み物としても面白いです。

皆さん、興味がありましたら、是非勉強してみてくださいね。

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東京外国語大学卒業→イタリアに住み、結婚→帰国後、複数の塾で教室長→家庭教師として独立。

大学受験の英語を中心に教えています。

公立中学で落ちこぼれでしたが、勉強を始め、大学に行けるレベルになりました。
落ちこぼれだった経験を生かして授業をしています。

言語を勉強するのが大好きで、イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、フィンランド語、ラテン語、オランダ語など、たくさんの言語を勉強しています。(英検1級、イタリア語検定1級)

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