こちらの動画、是非見ていただきたいと思います。
国公立大学を志望していたけれど、途中で難しいかも、と思い始め、秋くらいに志望校を難関私大に絞りはするものの、結局間に合わず不合格になってしまうケースは結構見てきました。
自分のキャパを知り、逆算して間に合うか間に合わないかを考えるのは、受験を成功させるには必要だと思います。
どうせ秋以降に私立専願に変えるなら、春から私立専願にしておいた方が、当然ですが合格の可能性は上がります。
特に早慶レベルだと、夏前くらいがギリギリのタイミングだと思います。
早慶は、MARCHや関関同立などと違い、問題が非常に難しいので、国公立対策と両立がしづらいからです。
今年の生徒さんで、慶應商学部とICUにダブル合格した子がいます。ICUが第一志望でしたが、思いがけず慶應に合格してしまったので、慶應に行くそうです。
この子は、夏前まで国公立志望でした。
でも、共通テスト型の模試の成績がなかなか上がらなかったこと、数学のやる気が起きなかったこと、古文漢文が嫌いだったことから、夏休みに入る前に私立専願に変えました。
このタイミングがギリギリだったと思います。秋だったらもう厳しかったのではないかと思います。
この生徒さんは早慶は複数学部を受けましたが、慶應商学部以外は不合格だったので。
若い時は、どんどん挑戦するべきだし、多少厳しくても第一志望にこだわるのも良いと思います。現に直前期までずっとE判定で、過去問もボロボロでも受かる子もたくさん見てきましたし。何が正解かはその子次第。
ただ、現役合格でできるだけレベルが高い大学に行きたいなら、自分の能力と目標までの距離をきちんと理解することも大切だと思います。