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『ロクシタン』の名前の由来とオック語。

多言語学習記録

こんにちは!

ロクシタンっていう化粧品ブランドがありますよね。私もハンドクリームを持っています。


ロクシタンはL’OCCITANEと書きます。これは、「オクシタニアの女性」という意味です。

オクシタニアは、現在の南仏の「オック語を話す地域」のことです。
Occitàniaと書きます。フランス語ではOccitanie(オクシタニ)と言います。

ダンテは、当時使われていた言語を3つに分けました。
オイル語オック語シ語です。

ダンテ

北フランスでは、yesのことを、「オイル」oïlと言っていました。これがのちに、フランス語のoui「ウィ」に変わります。

南フランスでは、yesを「オック」ocと言っていました。そのため、南フランスの言語をオック語と呼んでいたのです。オック語はoccitanオクシタンと言います。

シの言葉とはイタリア語のことですね。yesのことを「シ」sìと言うので。

オック語は、フランスの地域語にハマっていた時に、大学の先生に本を借りて少し勉強しました。私の大好きなASSIMIL(アシミル)の『L’Occitan sans peine』という本でした。カセットテープも借りて聞きました。

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フランス語というよりスペイン語みたいな音です。 カタルーニャ語とも似ています。

今では若い人はみんなフランス語を話すようになってしまっているので、オック語は絶滅危惧種です。一部の学校や大学でも教えていますが、こうやって若い人がYouTubeで世界中に発信して、その魅力を知る人が増えるのは本当に素晴らしいと思います。

フランスには、オック語のほかにも、アルザス語、ブルトン語、コルシカ語のような地域語があります。単なる方言ではなく、言語と考えられています。だんだん話者が減ってきていますが、残そうとする動きがあります。

フランスの老舗の出版社のアシミルがオック語やブルトン語の教材を出版しているのを考えると、胸が熱くなってしまいます。

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東京外国語大学卒業→イタリアに住み、結婚→帰国後、複数の塾で教室長→家庭教師として独立。

大学受験の英語を中心に教えています。

公立中学で落ちこぼれでしたが、勉強を始め、大学に行けるレベルになりました。
落ちこぼれだった経験を生かして授業をしています。

言語を勉強するのが大好きで、イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、フィンランド語、ラテン語、オランダ語など、たくさんの言語を勉強しています。(英検1級、イタリア語検定1級)

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