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勉強は、課題を細分化すると効果的。

普段考えていること

こんにちは!

「毎日10時間勉強しています」「10年間英語を勉強しています」「この仕事をして10年になります」
私たちは、こうやって、かけた時間でものごとを語ることが多いです。時間をかければかけるほどできるようになる、と思い込んでいます。

でも、かけた時間は、「能力」も「成果」も表してはいません。ただの「報告」にすぎません。

もちろん時間をかければ、かけないよりは成果が出るでしょう。
でも、頑張っても頑張っても報われない努力を何時間も、何ヶ月も、何年も続けている人もいます。いつか報われると信じて、がむしゃらにやり続けている人は実は結構多いのです。

別に、短期間で驚異的な成果を出すことを目指せ、というわけではありません。
ただ時間をかけていることに満足しているようでは、いつまで経っても成果が出ないこともあるので気をつけるべきです。

時間をかけてもできるようにならない人は、めんどくさがって分析をしない傾向があります。
「入試の過去問が解けない。毎日勉強をしているのに」
なんて嘆いたりします。

過去問が解けないなら、何が原因で解けないのか、分析し、課題を細分化することが大事です。

英語なら、

●単語や熟語の知識が足りない。
●文法が分かっていない。
●文法の問題集はできるけれど、長文になると見抜けない。
●和訳はできるけれど、内容を理解する国語力が足りない。
●背景知識を知らないから理解できない。
●想像力が足りない。
●長い文になると、途中でしんどくなり諦めてしまう。
●試験になると緊張してしまい、集中できない。パニックになってしまう。
●ゆっくり読めるけれど、速く読もうとすると内容が頭に入って来ない。
●アルファベットアレルギーで、見るだけでイライラする。
などなど。

挙げていくとキリがないほど課題はたくさんあるのです。能力的なものも、精神的なものもあるでしょうし、レベルも様々です。
こうやって、課題を細分化し、1つ1つの問題にどう対処していくかを考えることが大事です。
ある程度時間をかけなければもちろん何事も成果はでませんが、思考停止状態で、がむしゃらに効率の悪いことを「わざわざ」続ける必要もないと思うのです。

私は基本めんどくさがり屋なので、できるだけ効果が出やすいことをやるようにします。そのために本も読むし、できる人のアドバイスも聞きます。自分自身で試行錯誤することもありますが、できる人のやり方を真似する方が効果が出やすいことも多いです。
また、早く効果が見えると、モチベーションを維持しやすいのです。

課題を分析することも面倒くさいですが、がむしゃらに、わけもわからず、何時間も、何ヶ月も、何年もやり続けるのは、もっと面倒くさいように思います。
がむしゃらにやっても、多分平均点くらいは取れるようになると思います。でも、人と比べてかなり時間をかけている割に、平均くらいをずっとウロウロしているなら、やり方を見直してみるべきだと思います。
記憶力、理解力、モチベーションなど個人差はもちろんありますが、「自分は記憶力が悪いから」と言い訳ばかりするのは、問題の分析から逃げている気もします。


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東京外国語大学卒業→イタリアに住み、結婚→帰国後、複数の塾で教室長→家庭教師として独立。

大学受験の英語を中心に教えています。

公立中学で落ちこぼれでしたが、勉強を始め、大学に行けるレベルになりました。
落ちこぼれだった経験を生かして授業をしています。

言語を勉強するのが大好きで、イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、フィンランド語、ラテン語、オランダ語など、たくさんの言語を勉強しています。(英検1級、イタリア語検定1級)

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