イタリアで、イタリア語を学ぼうと思ったら、やっぱりおすすめはトスカーナです。
標準イタリア語は、一応、トスカーナの口語がもとになっていると言われています。
イタリアでは、全国で、意思疎通不可能なくらい異なる方言が話されています。(ただ、一応みんなイタリア語のテレビを見たり、教育を受けているので、イタリア語もまあまあ話せます。)
うちの主人は、南イタリア出身ですが、彼とパパの話す方言は半分くらいしか分かりません。あれは、もはやイタリア語の方言ではなく、アラビア語とギリシャ語、スペイン語などのミックスです。
幸運にも、彼のマンマは、別の地方出身なので、家庭の中では、標準イタリア語が共通語として話されていたので、私も会話に入ることができました。
トスカーナは、この方言と標準語の差が比較的少ないと言われています。
ただ、比較的少ないだけで、結構訛ってるなーと思うこともありました。
私は、最初、リブォルノの近くの田舎町に住んでいましたが、やはり、教科書通りの発音ではなかったですね。
「コカコーラ」は「ホハホーラ」
「フォルセ」(多分)は「フォルツェ」みたいな。
いまだに、YouTubeで、イタリア人のチャンネルを見て、リブォルノ訛りだったりすると爆笑です!!
なんてあたたかい、癒される発音なんでしょう。
ちなみに、お隣同士のリブォルノとピサは、嫌い合っているという、お笑い話が有名です。
こんな感じで、お互いをけなしあう落書きが、至るところで見られます。本人たちは、多分冗談半分でやっています。
こういうやんちゃなところが、イタリアらしくて好き。面白かったので写真を撮っちゃいました。