「7カ国後をモノにした人の勉強法」
私は、いろいろな言語をかじってはいるものの、まだ自信をもって「モノにした」というレベルになっていません。
それでも、この本に書かれていることの中には、非常に共感できること、実際にやっていることがたくさんあります。
いろんな言語の力をを満遍なく伸ばすことはなかなか難しく、参考になることが多いです。
めっちゃくちゃ共感したところを引用します。
全体的な音声の体系と文法の体系が頭に入るまでの第1ステージ、ここまではきちんとやらなくてはなりません。この段階が、慣れていないためにいちばん苦しいですし、すぐに忘れてしまいがちでもあります。いったん中級レベルまで上がると、しばらく勉強しないで放っておいても大丈夫です。
これ、すごくわかります。
いったん基礎が固まると、少しくらいやらなくても、一定期間まとめてシャワーのようにその言語に触れると、感覚がたちまち戻ります。
音声の体系が頭に入ると、不思議なことに、あれほど頭に入らなかったロシア語の単語もするする暗記できるようになりました。この点は本当に強調しておきたいところです。とにかく、死ぬほど音を聞くのが大切です。私が「ロシア語ができるようになった」というのは、音声と世界との結びつけが完了したということです。
これは、私がこのブログで何度も書いていることです。
多くの日本人の語学のやり方の悪いところは音声を聞かないことです。
確かに、普通は聞き流しだけでは話せるようにはなりませんが、私の経験では、同じものを毎日何時間も聞き流し続けていると、音楽のように表現を丸暗記してしまい、会話でスルッと使えるようになっていることがあります。シャドーイングや音読をしていなくてもです。
つまり、量が大事ということです。1日1時間、2時間では少なすぎです。
この本は、参考になる勉強法がたくさん書かれています。
是非読んでみてくださいね!