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定期テストができるのはすごいこと。

普段考えていること

こんにちは!

定期テストが良かった子を褒めると、

「範囲が決まっているからできるんですが、実力テストはできないんです」

と言われたり、

章末問題が出来たことを褒めると、

「今回は、不定詞と分かっているからできたんです」

と言われたりします。

いやいや、範囲が決まっていて、その範囲が確実にできるってすごいことなんですよ。

今回は不定詞だよ〜という範囲なのに、章末問題で、2、3分前までにやっていたルールを完全無視した答えを書く子は多いです。

つまり、その章で理解すべきポイントを理解しようとせず、漫然とやらされるまま、数をこなしているだけなんです。

全ての分かれ目はそこだと思うんですよね。

勉強量をこなすことも、もちろん大事なのですが、それだけじゃなくて、1つ1つの項目のポイントをきちんと理解することが1番大事なんです。

学校や塾の先生はもちろん、参考書もみんな、ちゃんとポイントは強調しています。

最近の参考書は、ポイントを繰り返し聞いてくる良い問題をそろえています。

でも、数をこなしても、本人がそれをきちんと消化しなければ、効果は出にくいかな、と思います。

頭の良し悪しの問題ではなく、意識の問題だと思います。

教えていると、たくさんの子を見るようになるので、この意識の差が見えて、未来が何となく見えるようになるんですよね。

「あー、この子はこのテキストはすぐ終わるだろなー」

とか

「あー、この子はなかなか時間かかりそうだなー」

とか

これは、何も私に限ったことではなく、教える仕事をしている人は、みんな感じていることだと思います。

本人が気がつき、意識しない限り、奇跡は起こりません。起こりようがありません。

逆に気がつけば、奇跡の逆転合格もあると思います。

「何で同じ塾に行って、同じ教材を使って、同じ時間勉強しているのに、成績がこんなに違うんだろう」と言う人がいますが、私からしたら「当たり前じゃん」って感じですね。

塾漬けで、数をこなすのって、たくさんこなす中で大事なことに気が付ける子にとってはいいと思うんですが、のんびり屋さんは、少ない量をじっくりゆっくり考えさせて本質に気づかせた方が効果が高いと思います。

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東京外国語大学卒業→イタリアに住み、結婚→帰国後、複数の塾で教室長→家庭教師として独立。

大学受験の英語を中心に教えています。

公立中学で落ちこぼれでしたが、勉強を始め、大学に行けるレベルになりました。
落ちこぼれだった経験を生かして授業をしています。

言語を勉強するのが大好きで、イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、フィンランド語、ラテン語、オランダ語など、たくさんの言語を勉強しています。(英検1級、イタリア語検定1級)

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