こんにちは!
イタリア語で最も重要な動詞は、essere(エッセレ) とavere(アヴェーレ)です。
まず、今回は、essereについて説明します。
essereは、英語のbe動詞にあたるもので、存在していることをあらわしたり、主語の説明をしたりします。
英語のbe動詞は、現在形は am、is、areの3つしかありませんが、イタリア語のessereは主語によって6通りの変化をします。
まずは、6種類すべてを見てみましょう!
動詞essereの活用(現在形)
単数 | 複数 | |
---|---|---|
1人称 | (io) sono イーオ ソーノ | (noi) siamo ノーイ シアーモ |
2人称 | (tu) sei トゥ セーイ | (voi) siete ヴォーイ シエーテ |
3人称 | (lui) è ルーイ エ (lei) è レーイ エ (Lei) è レーイ エ | (loro) sono ローロ ソーノ |
1人称単数と3人称単数は同じ形になりますが、これはessereだけです。他の動詞は違う形になります。
「私は日本にいます」
では、essereの使い方を見てみましょう。
「私は日本にいます」は、
Sono in Giappone. (ソーノ イン ジャッポーネ)
主語を強調する場合は、
Io sono in Giappone.(イーオ ソーノ イン ジャッポーネ)
と言います。
これは、英語のI am in Japan. と語順も同じだし、前置詞も英語と同じinを使っているので分かりやすいですよね。
ただ、イタリア語では、主語の人称代名詞は、主語を強調したい場合以外は省略されるので注意が必要です。常に主語を置かなければならない英語とは違いますね。
「私は日本人です」
「私は日本人です」は、
Sono giapponese.(ソーノ ジャッポネーゼ)
と言います。
これもまた、英語のI’m Japanese.と似ていますね。
「彼はイタリア人です」
「彼はイタリア人です」は、
È italiano.(エ イタリアーノ)
と言います。
英語だと、He is Italian.ですね。
3人称単数はèと上にグレイヴアクセントがおかれます。
eとアクセントなしで書くと、英語のandになってしまうので注意が必要です!