Google翻訳が気軽に使える時代です。
ネットで単語の意味を調べると、まず、Google翻訳が出てきますね。
でも、このGoogle翻訳、英作文の役には立ちません。
英作文の宿題を出すと、自分が言いたいことを、Google翻訳で日本語から英語に直訳して提出する子が結構います。
年々精度が上がっているとはいえ、まだまだこの手の翻訳サイトやアプリはあまり安心して使うことはできません。 言語的に似ている言語だと、結構正解な訳を出してくれることもあるのですが、ヨーロッパの言語と日本語だと違いがありすぎてめちゃくちゃな訳が出てくることもあります。
機械には、文脈を把握したり、文化を理解する力がないので、当然といえば当然ですね。
試しに、英語の「楽勝だよ」を表すつもりで、It’s a piece of cake.を入れてみると、
英語から日本語は上手くいきました。 逆にすると、
直訳が出てきました。さらにイタリア語では、
直訳で、「一切れのケーキだ」と出てきましたが、イタリア語ではun pezzo di tortaよりuna fetta di tortaが普通ですね。
1つの単語、表現につき、1つの意味しか与えてくれないので、自分が言いたいこととずれてしまう可能性があるのです。また、こちらが言いたかったことなんて、機械は汲みとってはくれません。
でも、語学力がなければ、その間違いにすら気が付きません。それならオンラインの辞書を使って、様々な意味を確認した方が絶対いいですね。また、やはり言語はきちんと正しい文のインプットをしていった方が良いです。
ただ、Google翻訳も時には役に立ちます。文章の大体の理解したい時や、発音を調べたい時なんかは、私もよく使います。世界中の言語に対応していますしね。
でも英作文では使えませんので!