イタリア語、ギリシャ語、ハンガリー語、英語、などなど…
毎日、いろんな言語の音に触れ、ネイティブと話しています。海外に行かなくても、ネイティブと深〜い話もできるような時代になりました。
もう生活の一部になっていて、「勉強」という感覚はありません。
語学は苦しいです。
今まで触れたことのなかった言語を勉強すると、その言語が話されている国や文化、人々に興味がわきはじめます。
そして、それらを深く知りたいと思えば思うほど、自分の時間の限界を知ることになります。
つまり、知りたいのに知らないことがこんなにもあり、多分一生かかっても知り尽くせないんだろうな…とちょっと絶望します。
よく、「英語はツールなんだから、ペラペラ話せても話す内容がなければダメだ」みたいなことを言う人がいます。
確かにそうかもしれないですが、簡単な会話しかできない言語でも、話せると話せないでは大違いだと私は思います。
If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his own language, that goes to his heart.
ネルソン・マンデラさんの大好きな言葉です。
そう、相手の言語で話すと、すぐに仲良くなれるんですよね。
さらに、本当に初歩の初歩の勉強をしているだけでも、その言葉を話す人に対して、かなり親近感がわくようになります。
今、私はハンガリー語でその経験をしています。
数年以内に、ハンガリーでのボランティア活動に参加することを決めているのですが、ハンガリー語を学び始めて、ハンガリーに興味がわき、その決意はかなり強くなりました。
言語は単なるツールではなく、魂が乗っかっています。
だから多分私は言語学習がやめられないんだと思います。