こんにちは!
英語、スペイン語、韓国語のように、日本である程度メジャーになっている言語は、たくさん教材がありますが、マイナー言語だと、そもそも数が限られていますよね。
マイナー言語を勉強するのにおすすめの教材は、白水社の「ニューエクスプレス」シリーズです。
入門書としては、かなり使いやすいです。
「ニューエクスプレス」について、詳しくご紹介します。
学べる言語は58言語!!(2021年10月現在)
このシリーズのすごいのは、何といっても、この言語数の多さではないでしょうか。
現在使われていない言語や、地方語も入っています。
- アイスランド語
- アイヌ語
- アイルランド語
- アムハラ語
- アラビア語
- イタリア語
- インドネシア語
- ウクライナ語
- ウルドゥー語
- イギリス英語
- エスペラント語
- オランダ語
- カタルーニャ語
- カンボジア語
- 広東語
- 現代ギリシア語
- グルジア語
- サンスクリット語
- 上海語
- シンハラ語
- スウェーデン語
- スペイン語
- スワヒリ語
- セルビア語
- タイ語
- 台湾語
- タミル語
- チェコ語
- チベット語
- 中国語
- デンマーク語
- ドイツ語
- トルコ語
- ノルウェー語
- バスク語
- ハンガリー語
- ビルマ語
- ヒンディー語
- フィリピノ語
- フィンランド語
- フランス語
- ブルガリア語
- ベトナム語
- 現代ヘブライ語
- 古典ヘブライ語
- ペルシア語
- ベンガル語
- ポーランド語
- ポルトガル語
- マレー語
- モンゴル語
- ラオス語
- ラテン語
- ラトヴィア語
- リトアニア語
- ルーマニア語
- ロシア語
- ロマ(ジプシー)語
1番驚いたのは、ジプシーの言葉であるロマ語です。
買う人はかなり少ないと思うのですが、ニッチな要求を満たしてくれる数少ない教材です。
白水社のこだわりを感じます。
白水社は、フランス語の教材が充実しています。「ふらんす」という雑誌も定期購読していますが、ものすごく楽しいです。大好きな出版社です。
私が今興味があるのはエストニア語なのですが、もし「ニューエクスプレス エストニア語」が発売されたら、勉強したいと思っています。白水社さん、お願いします!!
教科書のような学びやすさ
「ニューエクスプレス」シリーズの良いところは、学校の教科書のように、非常に学びやすいことです。
まず、簡単な会話があり、さらに、その会話に含まれる文法の解説があり、練習問題があります。
教科書は、よく「つまらない」とか「こんな表現はネイティブは使わない」とか、批判されることがありますが、基本的なルールを学べる非常に良い教材だと思います。中学生、高校生は、教科書の本文を丸覚えするようにすると、後々英語で困ることはなくなりますよ。
それと同じことが、「ニューエクスプレス」では、他言語でもできるというわけですね。派手さはないですが、着実に力をつけていける教材だと思います。
私は今、「ニューエクスプレス フィンランド語」を使っていますが、最終的には丸覚えをしたいと思っています。
また、最初の方のレッスンは、カタカナで発音が書いてあるので、慣れないうちはとても助かります。
音声教材が使いやすい
今では、英語教材に音声がついているのは当たり前になっていますが、もちろん、こちらのシリーズにも音声がついています。
「ニューエクスプレスプラス」になってからは、CDだけでなく、音声ダウンロードができるようになっています。
ダイアローグだけでなく、練習問題や新出単語も丁寧に読み上げてくれていて勉強しやすいです。
私のお気に入りは、最後の「ナレーターのメッセージ」です。
応援メッセージを吹き込んでくれています。
私は、全然その言葉がわからない時でも、音に慣れるために、最後のレッスンまで通しで聞くようにしているのですが、最後の「ナレーターのメッセージ」を聞くころには、ナレーターさんの声に愛着がわくようになり、「いつかこのメッセージを聞き取れるようになりたい」と、やる気になります。