アメブロはこちらをクリック!
スポンサーリンク

英語アレルギーでした。

多言語学習記録

こんにちは!

受験勉強のやりすぎで、英語アレルギーになっていた私は、大学生になってからは、英語の授業は全く取らず、イタリア語とフランス語ばかりを勉強する日々を送っていました。結局、大学では、英語関連の授業は、1単位も取りませんでした。外大だけど、外国語2つ履修すれば良かったので、英語は取らなくても卒業できてしまうので。(今は知りません)

大学受験終了後に、すぐイタリア語の初級テキストを買いに行き、CDを使い、勉強を始めました。上京するまでに、かなり勉強は進めていました。

この時感じたのは、自分の中で、これまで見たこともない文字の組み合わせが新しい意味を作り始める楽しさ!!!

この新鮮な気持ちを何度も味わいたくて、イタリア語だけでなく、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、オランダ語、中国語など、いろいろな言語をかじり始めました。

ただ、結局、継続することになったのは、イタリア語とフランス語でした。

フランス語は、大学卒業後は、だんだん勉強しなくなりましたが、イタリア語はその後も継続することになりました。

いろいろかじってみて気がついたのは、

「言語には、相性がある!」

ということ。

私のイタリア語の習得スピードはかなり速かったです。基本文法や日常会話なら、数ヶ月しかかからなかったし、半年くらい経ったころには、イタリア語の新聞や雑誌をどんどん読んでいました。

英語は、これができるようになるまで、どれだけ時間がかかったことか。

フランス語もイタリア語と同じくらいのスピードで習得していきました。

スペイン語やポルトガル語は、イタリア語にかなり似ているにもかかわらず、飽きてすぐやめてしまいました。

ドイツ語も、すぐ飽きてしまいました。

継続でき、また、習得のはやかったイタリア語とフランス語に関しては、勉強が楽しくて仕方なく、「音をずーっと聞いていたい」「単語の意味をもっと覚えたい」「現地に行って話したい」「雑誌を読みたい」など、心の底から湧き上がる熱を感じました。そもそも、言語自体に対する興味が尽きなかったのです。また、イタリア語で感情を表現するのが、楽しくて仕方がなかったです。

つまり、私とイタリア語は相性が良かったのです。その後イタリア人と結婚することになります!

英語には、振り返ってみると、それはなかった。

楽しいと思うことはあるけれど、ここまで本能的なものではなかった。

あくまで、英語は、私にとっては、与えられた科目であり、受験を突破するための道具であり、義務だったのです。ある程度無理して努力しないと身につけられなかったのです。

(だからこそ、義務でやらされている生徒さんの気持ちは分かります)

英語の言語自体の楽しさに本当に気がついたのは、イタリア語やフランス語といったラテン語起源の言語に対する理解が深まってから。

英語も、ラテン語起源の単語が多いですからね。英語が好きになったのは、イタリア語のおかげです。

でも、正直、学生時代までは、英語自体の楽しさを感じることはあまりなかったです。

言語って相性があり、運良く相性の良い言語を見つけると、言語学習が驚くほど楽しくなるし、自分の世界が広がります。

外国語の勉強イコール英語の勉強、という風潮があるように思いますが、英語は所詮たくさんある言語の1つなのです。

言語学習の楽しみが、もし英語で見出せなくても、英語が苦手でも、他の言語をやってみると上手くいくかもしれないんです。

英語が苦手だからと、外国語を避けるのは、もったいないです。

より多くの人に言語を学ぶ楽しさを味わって欲しいです!

関連記事
家庭教師依頼はこちらから。

東京外国語大学卒業→イタリアに住み、結婚→帰国後、複数の塾で教室長→家庭教師として独立。

大学受験の英語を中心に教えています。

公立中学で落ちこぼれでしたが、勉強を始め、大学に行けるレベルになりました。
落ちこぼれだった経験を生かして授業をしています。

言語を勉強するのが大好きで、イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、フィンランド語、ラテン語、オランダ語など、たくさんの言語を勉強しています。(英検1級、イタリア語検定1級)

にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(塾)へ
多言語学習記録
スポンサーリンク
マルチリンガルライフ