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自分で限界まで考える。

普段考えていること

こんにちは。

今は独立していますが、これまでたくさんの塾で働いてきて、いろんな子を見てきました。

ふと思い出したのが、中学受験の勉強をしている小学6年生の男の子を泣かせてしまったことです。

休み時間に、数人の男の子たちと、私は雑談していました。
その子たちに、「問題出してー」と言われ、私は、教室にあった問題集から適当に、少し難しめかな、と思った算数の問題を出しました。

みんな解けなくて、「ヒントちょうだい!」と何人かに言われたので、軽くヒントを出しました。

その子たちは、「ありがとう!」と言ってきたのに、1人の子が、いきなり号泣し始めたのです!

「せっかく、もう少しで分かりそうだったのに、ヒント言うな!」と、号泣しながら言うのです。

自分で考えたかったのに、ヒントを言われて、本当に悔しかったようでした。

休み時間だったし、遊び半分かと思っていたのに、彼は本気だったみたいです。

「何か悪いことしたな」と思い謝りました。

その後、彼を見ていると、集団授業で、先生が解説をしている時も、基本話を聞かず、時には耳を塞いで、下を向いて考え続けていました。担当の先生も分かっていて、特に注意もしてませんでした。

この子は、みるみる成績が伸びていき、関西の難関私立中学にしました。

ここまでではなくても、自分で納得がいくまで考えないと気が済まないという子は、やっぱり底力があると思います。

「答え見たほうが早いよ」ということもありますが、やはり、自分の頭を使う習慣ができている子は、その後の人生も全然違ったものになるんだろうな、と感じました。

「答えを見たいな」と思っても、まず自分で限界まで考えてみましょう!

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東京外国語大学卒業→イタリアに住み、結婚→帰国後、複数の塾で教室長→家庭教師として独立。

大学受験の英語を中心に教えています。

公立中学で落ちこぼれでしたが、勉強を始め、大学に行けるレベルになりました。
落ちこぼれだった経験を生かして授業をしています。

言語を勉強するのが大好きで、イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、フィンランド語、ラテン語、オランダ語など、たくさんの言語を勉強しています。(英検1級、イタリア語検定1級)

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