最近、ディズニー映画の「ディセンダント」を始めて見ました。生徒さんにすすめられてから、ずっと見たいと思っていました。
3まであります!
ディズニーのヴィランズに10代の子供がいたら、という設定です。
「眠れる森の美女」のマレフィセントの娘、「白雪姫」の女王の娘、「101匹わんちゃん」のクルエラの息子、「アラジン」のジャファーの息子が出てきます。
「美女と野獣」のベルと野獣は、結婚した後、ヴィランズたちをある島に閉じ込めてしまいます。
そこにはヴィランズの子供たちもいます。ベルたちの息子は、王位を継承するにあたって、ヴィランズの子供たちを救おうと計画します。子供たちには罪はないですからね。まず、自分たちの王国の学校に通わせようとするのです。
その中で、ヴィランズの子供たちは実は自分たちが親ほど悪い人間ではないことに気づき始めるというストーリーです。
ディズニー映画ってどれも中世っぽい雰囲気を出しているのに、この映画はシンデレラの息子が携帯電話を使っていたり、ヴィランズの子供立ちがネットの使い方を学んでいたり、めちゃくちゃ現代的です。20年後という設定らしいですが!!そのありえなさがまた笑えます。
面白かったのは、シンデレラの息子や、オーロラの娘がちょっと嫌な性格だということです。
親が悪人でも子供は善人であることがあるなら、逆も十分ありえる、ということですね。
あと、フェアリーゴッドマザーの娘やムーランの娘も出てきて、まさにオールスターズという感じです。
やっぱり、ディズニー映画は完成度が高いですね。
さらに、英語が比較的わかりやすいので、学生さんもどんどん見て英語のシャワーを浴びまくってほしいと思います。
やはり、単語は単語帳とにらめっこして覚えようとしても苦行になってしまうので、自分が面白いと思う映画を見つけたら、繰り返し見て台詞ごと覚えてしまうといいですね。もちろんディズニーじゃなくても良いので。
この映画で面白いな~と思ったのが次の表現です。
I’m rotten to the core.
「私は芯まで腐ってる」
つまり、「根っからのワルだ」という意味ですが、これ、ヴィランズの子供たちが歌っているので、頭に残りやすいです。
単語帳を見ながら、rottenやcoreを覚えるのは大変ですが、歌や台詞で覚えたら、忘れにくいし、何より楽しいです!!
あと、タイトルのdescendantも、生徒さんがなかなか覚えられない単語の1つですが、映画を見れば忘れないですよね。
私は、イタリア語やフランス語もほとんど音声を聞きまくって身につけました。
音声を聞きまくらない語学はありえないと思います。