毎日せっせと英作文の添削をしています。
最近は、授業なしで、添削だけの生徒さんも増えてきました。
英作文は、まずは書いてみることが大事だと思います。どんどん書いて、間違いを指摘してもらい、次に繋げる。
これは英作文上達の効果的な方法だと思います。
でも、みんながみんな添削してもらえる環境ではないと思います。
田舎に住んでいて塾がない。
経済的に余裕がない。
進学校ではないので添削をお願いできる先生がいない。
などなど理由は様々だと思います。
でも、心配しないでください。
英作文を添削してもらえない環境でも、大学には合格できます!!
私は高校時代、Z会の通信添削をやっていましたが、英作文の添削は月2回だけでした。
私の生徒さんの中には、毎日のように作文を出してくる子もいますので、そういう子に比べたら、添削の機会は圧倒的に少なかったと思います。
でも、東京外大の二次試験の自由英作文や、英検1級のライティングは、得点源にすることができました。英検1級のライティングに関しては、添削は1度もしてもらったことはありませんでした。
試験の英作文(特に自由英作文)は、正しい英文のインプットがどれだけあるか、またそれをたかだか200語ちょっとの中に辻褄が合うようにうまく詰め込めるかが勝負だと思っています。つまり、英語力があるかどうかは関係ないのです。200語で測れる英語力なんて知れてますから。
だから、英作文で得点するための近道は、
100パーセント正しいと確信できて、いろんなトピックに使えそうな英文をたくさんインプットすること!
英会話もインプットなしで喋りまくってもあまり上達しないように、英作文もきちんとしたインプットがなければめちゃくちゃな文を書き続けてしまうのです。
だから添削してもらえば安心というわけじゃない。
逆に、添削してもらえなくても、正しいインプットを続けていけば、入試くらいなら何とかなるとも言えるのです。
英検1級を取っても、私の英語力はひよっこです。毎日毎日勉強して、毎日毎日分からない単語に出会います。
だけど、あたかも英語力があるように見せることができる。
それが試験の英作文なんです。
もちろん、これは入試や英検のような試験で合格点をとるための勉強法で、それ以上のレベルを目指すならば、ネイティブや英語力のある人にチェックしてもらう必要はあると思います。
【インプット用おすすめ教材】
ジャパンタイムズの英作文の対策本には、暗記しておくとそのまま使えるフレーズが満載です。多くの生徒さんは2級のものを暗記して、準1級のライティングで高得点を出しています。準1級といっても難しい文を書く必要はないのです。