こんにちは!!
私は大学生の頃、長期休みのたびにヨーロッパ1人旅を繰り返していました。
バイトして、30万くらいお金を貯めては、2、3ヵ月、1泊1000円くらいのユースホステルをまわるという感じ。3人部屋とか5人部屋とかで知らない外国人と同じ部屋で過ごすのは、すごく刺激的でした。
同じくらい年のくらいの子や、おばあちゃんもいて、いろんな人と仲良くなりました。
観光地より、地元の人が行くカフェやバールなどに行き、毎日入りびたり、飲みまくり、顔見知りを増やしていきました。
ベルギーのブリュッセルに行った時、あるインド人の家族と友達になりました。
1人海外でヒッチハイクもしまくっていた怖いもの知らずの私は、(真似しちゃいけませんよ!)何と、その家族の家に2ヵ月近く無料で泊めていただきました!ご飯もすべて無料で、毎日インドカレーを食べていました。
そのインド人の家族は、あまりフランス語が得意ではなく、その人たちの友達が、無料で、フランス語を勉強している所があるというので、私も面白がってついていきました!
着いたのは、教会!
ブリュッセルは、移民が非常に多く、歩いていても、「ここは本当にヨーロッパ??」と思うくらい、外国人だらけなのです。
当然、フランス語も話せない外国人が多く、教会がボランティアで教えていたんですね!
初級クラスは、文法をめちゃくちゃ丁寧に教えていました。
私は、日本でフランス語文法はすべて勉強していたので、いきなり上級クラスに入れられました。
読解教材として渡されたのは、聖書!
「私は、キリスト教徒じゃないけど、大丈夫ですか?」と聞いたら、「大丈夫!」と。
結局、週2回、フランス語バージョンの聖書の読解クラスに通いました。
インド人、パキスタン人とかしかいなくて、日本人で紛れ込んだのは、私が初めてらしく、すごく可愛がっていただきました!
結局、滞在費なし、授業料なし、教材費なしのフランス語留学ができたのでした!
今、10年ぶりにフランスをやり直していますが、あの頃みたいにペラペラになかなか戻りません。
でも、あの時のことは、一生忘れません!
若かったから、あんなに、怖いもの知らずで、いろんな場所に飛び込んでいけていたんだろうな、としみじみ感じます。
コロナが落ち着いたら、もう一度、ブリュッセルに行きたいです。