イタリア語の文法の基礎を学ぶための教材をご紹介します。私が大学1年生の時に、実際に使っていたものです。この3つをしっかりやれば、基礎は完璧です。
イタリア語のABC(白水社)
イタリア語の最初の教科書としておすすめなのは、白水社の「イタリア語のABC」です。
こちらは、文法が一通り学べます。条件法や接続法まですべてあります。
CD付きです。例文や動詞の活用が聞けるので、流しっぱなしにしているだけでも頭に入ってきます。
こちらは、大学のイタリア語の教科書でした。私は、載っている例文や動詞の活用はすべて暗記しました。これが結構後になっても役立ちました。
やはり最初に基礎固めをしっかりすると、言語学習はスムーズに進みますね。
改訂版も出ているようです。
NHKラジオのイタリア語講座
イタリア語専攻の学生でも、かなりの人数がこちらのラジオ講座を聞いていました。
私も毎日聞いていました。(結局、大学で専攻していても、こういう地道な努力が必要…)
入門編は、半年でゆっくり進むため、基礎文法項目すべてを網羅することはできませんが、それでも概要はつかむことができます。
解説が丁寧。リピート練習の時間をとってくれる。練習問題が豊富。ネイティブの発音をたっぷり聞くことができる。基礎固めには最強の教材です。
ラジオ講座入門編だけでも、かなり力がつきます。私は、半年×2周しました。
また、応用編は好きなテーマの時だけ聞いていました。
Qui Italia (クイイタリア)練習ノート
結構有名なテキストです。
メインとなるテキストは、よく語学学校のネイティブ講師の授業で使われているようです。
私はたまたま本屋さんで見つけた「練習ノート」だけ買って使いました。ドリル形式で、初級文法の定着に役立ちました。