こんにちは!
ある中学生の男の子が夢中になっているスマホゲームに、私もハマっているので、その話をしていました。
彼は、キャラクターの名前とか、長くても、カタカナでも、全部覚えているし、スキルの細かい内容も完璧に言えるんです。私より詳しいんです。
「そんな細かく覚えられるなら、社会なんか余裕じゃない?」
と、私は言いましたが、
「社会は何も入ってこない」
と返されてしまいました。
よく、覚えられないと、「記憶力がない」とか「頭が悪い」とか決めつけてしまう人がいますが、記憶力が悪いのではなく、単に興味がないから、という場合の方が多いのではないでしょうか。
暗記しようと思う内容を「面白くない」「つまらない」と思っていたら、頭に入ってこないんです。
だから、楽しめる工夫、興味をもてる工夫が必要!!
私は、数学の問題集を見たくもなかった時期には、文房具屋で買った最強に可愛いと思うシールを貼りまくり、とにかく数学の問題集を好きになるように自己暗示をかけました。
それが、意外にもうまくいき、その後は、よく使う参考書は、いたる所に可愛いシールを貼っていきました。
デコりまくった参考書を見て、友達には、よく「女子力すご!!」とからかわれていましたね。
でも、私なりの、楽しむための工夫でした。
小学生みたいなやり方ですが、視覚を利用して、遊んでいるかのような暗示をかけるのは大事だと、本気で思います。
嫌いな科目ほど、楽しみに変える必要があります。歴史のどうしても興味がわかない範囲は、ドキュメンタリー番組を見るとか、本を読むとか、いろいろやってみることです。
たかが、歴史上の人物1人であっても、例えば伝記を読むことで、時代背景なども強烈に頭に焼きつきます。
小学生の時、「勉強しなさい」とは全く言わない母が、なぜか「アンネの日記」だけは、卒業までに絶対読むように言ってきて、実際読んでみたら、トラウマになるくらい、衝撃すぎて、ユダヤ人のことや戦争のことにすごく興味がわきました。
「くだらない」「面白くない」で片付けてしまったら、世界は広がらないし、あとは、忍耐勝負だけです。
そんな味気ない勉強、個人的に絶対無理です。楽しまないと〜が先に来ちゃいますね。
もっと楽しい面がたくさん見えたら、勉強が苦手な子は救われると思います。