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夏以降の志望校変更のタイミング

普段考えていること

こんにちは!

受験生の皆さん、夏の勉強は捗っているでしょうか。

模試の成績ばかりにとらわれて、焦ったり悲観したりするのはやめましょう。

模試の結果より、覚えるべきことをきちんと覚えられたか、理解すべきことをきちんと理解できたか、過去問に対応できるか、それが大事です。

現役生にとっては、まとまった時間が取れる最後のチャンスです。

夏が終わるとあっという間に涼しくなり、本番がやってきます。

夏が終わった時点で、自分が予定していた勉強がこなせなかった場合の話をします。

夏の1番時間が取れる時に勉強ができなかった場合、秋から巻き返せる可能性はかなり低いです。

秋からは通常通り学校がありますし、なかなか進みません。

もちろん、秋から驚異的な集中力でグングン成績を伸ばす人もいますが、ごくわずかです。人間ってそう簡単に変われないものです。夏までできなかったことが秋以降できるようになる可能性は低いです。

そうなると、現実問題、間に合わない可能性が高くなり、浪人を視野に入れるか、あるいは志望校変更が必要になってくることもあります。

(現役生は自分は浪人なんてするはずない、と思っている人が多いですが、大学受験において、全落ちは割と普通です)

科目数が変わらない場合、志望校は特に下げずに今まで通りの勉強を進めてもいいと思います。やることははっきり言ってあまり変わりませんし、レベルを下げることによって、油断が生まれ、さらにひどい結果になることもあります。

ただ、国公立文系から私立文系に変える場合などは、変更は早ければ早い方がいいです。

秋に数学や理科を捨てて、文系3教科に絞る場合、春から文系3教科に特化して勉強してきた人たちに勝てない可能性があります。

もちろん、数学や理科を勉強してきたことは、学力をつける上で無駄にはなっていないと思いますが、数学や理科をやらずに、文系3教科に全ての時間を割いてきた受験生に比べると、やはり完成度は低い可能性が高いです。

10月、11月ごろに「国公立を目指していたけれど、間に合いそうにないから、私立の上位を目指すために私立専願にします」と言って変更した人たちは、なかなか上位の私立大学には合格できません。早慶を目指していたのに、MARCHや関関同立にも引っかからないなんて、よくあることです。(MARCHや関関同立が簡単だと思っている人が時々いますが、とんでもないです!)

だから、志望校変更のタイミングは、今、あるいは遅くとも夏明けくらいかと思います。

科目を絞ろうかと考えている人は、決断はお早めに!

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東京外国語大学卒業→イタリアに住み、結婚→帰国後、複数の塾で教室長→家庭教師として独立。

大学受験の英語を中心に教えています。

公立中学で落ちこぼれでしたが、勉強を始め、大学に行けるレベルになりました。
落ちこぼれだった経験を生かして授業をしています。

言語を勉強するのが大好きで、イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、フィンランド語、ラテン語、オランダ語など、たくさんの言語を勉強しています。(英検1級、イタリア語検定1級)

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