こんにちは!
これまで生徒さんの授業や単語テストには、古い方の「システム英単語」(改訂新版)を使っていたのですが、だんだん、5訂版を使っている子が増えてきました。
カバーを取ってみると…
色変えただけですね!!
1ページ目は、古い方は、単語虫がいたのに
今は、おしゃれになっています。
単語、フレーズは基本的には同じですが、たまに違います。
見やすくなっていますね。
順番は時々変わっていますが、古い方を持っている人が、わざわざ買い直す必要はないと思います。ただ、最近の入試によく出る単語を知るために、色々な大学の過去問を解いて、知らなかった単語をまとめていく必要はあると思います。
改めて見返してみると、本当に「システム英単語」は素晴らしい。
私は、受験生の時、長文を読むスタイルの「速読英単語」と、例文を暗記するスタイルの「DUO」で単語力をつけました。
ただ、これらの単語帳は、英語が好きで、時間をたっぷり英語に割くことができる人には良いのですが、苦手な人や時間のない人には負担になってしまうのです。
「システム英単語」は、高1から高3まで、どのレベルの人にも合っていて、しかも、難関大学まで十分対応可能です。
しかも、「DUO」みたいに、1文丸々暗記するのではなく、ミニマルフレーズを暗記するので、負担は小さいし、英作文の力もつきます。
受験生向けの単語帳の中では、バランスが取れていて、最強なのではないでしょうか。
英単語をすべて覚えることはできないけれど、大学受験までに関して言うと、「だいたいこのくらい覚えておけば十分戦える」というラインがあります。「シス単」をきちんとやれば、とりあえず大学受験は大丈夫です。あとは、大学の入試問題の過去問をたくさん読んで、そこに出てきた英単語をまとめていき、語彙力を増やしていくといいですよ。
新しく追加された英単語で気になったもの
改訂新版にはなかったけれども、5訂版に追加された単語で、気になったものを書いていきます。
genetics | 遺伝学 | バイオテクノロジーについての長文が増えてきているので、よく見かけるようになりました。genetic engineering 「遺伝子工学」も出てきます。 |
demographic | 人口統計の | 少子高齢化社会の話題でよく出てきます。 |
dementia | 認知症 | 高齢化社会で、認知症や老々介護が問題になってきています。入試問題でよく見るようになりました。 |
brainstorm | 自発的議論で 案を出し合う | 「ブレインストーミング」は、日本語でも使われますね。 |
greenhouse | 温室 | greenhouse gas「温室効果ガス」は結構前から入試問題には出ていましたね。 |
alcoholic | アルコール中毒 アルコールの | シス単には、workaholic 「仕事中毒の人」とあわせて追加されていました。 |
やはり、社会の変化とともに、入試問題に出てくる単語も少しずつ変わっていきますね。