受験直前期は、英語は長文読解をたくさんやるようになると思います。
以前に読んだ文を読み直しつつ、初見の文にも取り組む。
こうしていると、単語帳なんてだんだん見なくなりますよね…
でも、自分が読んだ長文にたまたま出てこなくても、入試には頻出の語彙はたくさんあります。
私は長文の中で単語を覚えるのが理想だと思っていますが、1日2題、3題読む程度では、頻出単語でも自分が読んだ長文には出てこなかった、ということは当然起こります。
だからこそ、単語帳を直前期でもパラパラ眺めることは継続してやって欲しいな!と思います。
私は自分が受験生の時は、「DUO」と「速読英単語」信者だったのです。英単語は文の中で覚えないと意味がないと思っていました。
でも、この仕事を始めて、「システム英単語」みたいな単語帳も短期間で重要単語を整理できるという意味では、めちゃくちゃ役に立つと思うようになりました。特に英語が苦手な子や時間がない子には、シス単が良いように思います。
親切な人がよく出る単語をまとめてくれているのです。是非、有効活用して欲しいと思います。
シス単は、ステージ5の「多義語」がめちゃくちゃ使えます!!
英語の成績が良い子でも、maintainに「主張する」という意味があることを知らない子は結構います。和訳問題で「維持する」と不自然な訳をしてしまっています。
coinやspringのように名詞でよく使われるような単語の動詞の意味を言える子は少ないです。
subjectも、「話題」「教科」くらいならほとんどの子が言えますが、「被験者」になると、一気に言える子は減りますね。
こんな感じの、受験生が意外に知らない意味をまとめてくれているので、シス単のステージ5はかなり使えると思います。
知識は、直前期であってもいくらでも詰め込めるし、整理するだけで、10点20点上がりそうな子はたくさんいます。
最後の最後まで、知識の整理を怠らないようにしてください。やらないなんて損!
頑張れ受験生!!