こんにちは!
一応ルールはあるものの、不規則な部分や無条件に覚えないといけないことがたくさんあるのが言語です。分かっていても、英語を勉強していて、時々納得できないことがありませんか?
何で英語は、発音と綴りの関係がめちゃくちゃなんだろう!?
何でuseは「使う」という意味なのに、used to が過去の習慣を表せるんだろう!?
It rainsのitって何だろう??
二本足で歩くのに、なぜon feet(複数形) ではなく、on foot(単数形)なんだろう??
などなど…
特に発音に関しては、他のヨーロッパの言語はきちんとしたルールがあり、例外は非常に少ないですが、英語は、初めて見る単語は発音を調べる必要があります。ある意味、日本語の漢字と同じで、国際語としてはコスパは非常に悪いと思っています。「何で英語ばっかりこんなに不規則なの!?」と思ってしまいますよね。
そんな疑問を解決するためにおすすめなのが、英語の歴史をかじってみることです。
疑問が解決しても、覚えることが多いのには変わりないですが、それでも歴史を知ると「ああ、こんな感じで変わってきて、今の姿になったんだな…」と思うと、英語に親しみがわいてくるものです。
人だって、生い立ちを知ると親近感がわきますよね。おんなじです。
個人的には、古代ローマ帝国がもうちょっと頑張ってくれて、ラテン語が国際語になっていたら、もっと楽だっただろうに、と思います。
実際ラテン語を勉強してみると、発音は規則通りだし、日本人が悩まされる冠詞もないし、いろいろ文法のルールはあるとはいえ思ったほど多くはないです。当時は、庶民にとってラテン語を習得するのは難しく、結局フランス語、スペイン語、イタリア語などの俗ラテン語になってしまいましたが、今のように識字率が高く、きちんとした学習環境があり、テレビ、インターネットが普及している世界ならば、少なくとも日本人にとっては、英語よりラテン語のほうが習得がしやすかったのでは?と本気で考えています。
ラテン語の仕組みを学ぶのはとても面白いので、おすすめです。直接の子孫であるフランス語やイタリア語の理解が深まるだけでなく、英語の単語への興味もわいてきます。