こんにちは!
「はれときどきぶた」という本が昔ありました。読んだことがある人も多いと思います。
偶然、Amazonで「はれときどきぶた」の英語版を見つけました。英語版なんてあったんですね。単行本は中古しかないみたいだったので、kindle版を買いました。
「晴れ時々ブタ」なので、rainyとかcloudyじゃなくてpiggy!!
私が小学生のころ家にあって、何十回と読んだのを覚えています。(もちろん日本語で)
ストーリーを忘れていたのですが、英語版を読んで思い出しました。日記に書いたことが本当になってしまい、空からブタが降ってくるという話でしたね。
改めて読んでみると、ものすごく面白いです!絵も可愛い!
使えない英語表現がいっぱいです。
Mom made tempura out of pencils.
「お母さんは鉛筆で天ぷらを作った」
It started raining pigs.
「ブタが降り始めた」
とか。
日本人英語学習者のために英訳されたようで、ところどころに解説があります。文も読みやすいです。
また子供の手書きの日記の雰囲気をうま〜く英語でも再現しています。
主人公が、日記にふざけて書いたことが次々に現実になっていることに気づき、焦って日記を消しゴムで消すのですが、字が一部残ってしまい、それをつなぎ合わせると偶然「じゃがいもにけがはえた」となってしまう場面がありますが…
英訳でも、それが再現されているんです!!
見事としか言いようがない。
どのように再現されているかは見てのお楽しみ!
是非実際に見てみてください。
手書きの日記は日本語版と比べると、すごく面白いです。
子供向けの話と言っても、仮定法、過去完了形なんかもしっかり使われているので、本当にきちんと理解しようとしたら高校文法初級くらいの知識はいりますね。また、いわゆる受験向けの単語帳には出てこない単語がちらほらあります。
授業で使おうかな、と思うくらい面白い本でした。
中学生にはいいかもしれない!
実際は、入試や英検の対策が多くて、なかなか「まわり道」する時間はないのですが、こういうまわり道こそ本当に楽しいです!