アメブロはこちらをクリック!
スポンサーリンク

had better と should の勘違い。

英語の勉強

こんにちは!

英語の参考書の助動詞あたりに紹介されているhad better。

私が高校生だったのは20年近く前になりますが、いまだに、高校生が使う参考書のhad betterの訳は「…した方がいい」なんですよね。変わってない!

shouldは「…すべき」had betterは「…した方がいい」
と書かれているものばかりです。

進学校ではちゃんと教えているんでしょうか?私は進学校ではなかったのですが、先生はこのままの訳で教えていた記憶があります。

なんか「…した方がいい」と「…すべき」だとhad betterはすごく柔らかくて遠慮がちなアドバイスで、shouldは逆にきつい命令みたいに聞こえますよね。私は当初、こう理解していました。

でも、実はこれ、逆。

You had better quit smoking.「タバコはやめなさい!やめないとお前ほんとに癌になって死ぬぞ」みたいな、半分脅しの入ったきつい命令だけど、
You should quit smoking.「タバコやめたほうがいいんじゃないの?」というアドバイスくらいなんですよね。

まあ、この違いが分からなくたって、入試で困ることはあまりないかもしれないけれど、会話で使おうとしたら困りますよね。had betterばかり使っていたら、「なんかこの人大袈裟だな、めんどくさい」と思われそう。

私がこれを知ったのは、NHKラジオの英語講座でした。had betterはできるだけ使わない方がいいよ、ということでした。had better自体は高1で習いましたが、この正しい意味を知ったのは高3でした。

そろそろ、高校の英語の参考書のhad betterは「….しないと大変なことになるぞ」くらいに変えてもいいんじゃないでしょうか。
2021年になっても、結構勘違いしている子が多いです!!

家庭教師依頼はこちらから。

東京外国語大学卒業→イタリアに住み、結婚→帰国後、複数の塾で教室長→家庭教師として独立。

大学受験の英語を中心に教えています。

公立中学で落ちこぼれでしたが、勉強を始め、大学に行けるレベルになりました。
落ちこぼれだった経験を生かして授業をしています。

言語を勉強するのが大好きで、イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、フィンランド語、ラテン語、オランダ語など、たくさんの言語を勉強しています。(英検1級、イタリア語検定1級)

にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(塾)へ
英語の勉強
スポンサーリンク
マルチリンガルライフ